最新の脳科学の研究でも、このエビングハウスの実験を裏付けるようなことが確認されています。

『脳の仕組みと科学的勉強法』(ライオン社刊)
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人間の脳には、一時的に情報を保管する『海馬(かいば)』という部位があります。
海馬は、保管している情報の中で『重要な情報』と判断したものだけを『側頭葉』に送り込み、『長期的な記憶』として定着させます。
しかし、海馬にとどまった情報は、
なんと!約1ヶ月後には自然に消滅してしまうのです。ですから、
忘れてしまうのは、特別に頭が悪いわけでもなく、脳の正常な機能なのです。
脳は覚えるより忘れる方が得意なのです。
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1ヶ月の間に、同じ情報が反復される回数が多ければ多いほど、海馬はこれを
『重要な情報』と判断して側頭葉に送り、『長期的な記憶』として定着させるのです。
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しかも、この反復効果はあくまでも、同じものに対して、その効果が発揮されます。
ですから、
学校の授業がわからないから、塾に行ったりしてもまったく無意味。
同じように、
教科書がわからないうちに、通信添削や問題集をやることも全く無意味。
もし、友人や先輩の意見に惑わされて、コロコロと参考書や塾を変えているとしたら、 それは反復効果を自ら放棄しているようなものです。 |
この事実から言える事は、
『1回で覚えよう』とすること自体が、決定的に間違っているということ。
むしろ、『忘れるのは当たり前』と割り切った上で、マメに復習する。
これが、勉強の正しいあり方なのです。
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