家庭教師座談会の家庭教師体験

指導のタイムスケジュールを教えてください

takahashi_zadankai_t1.JPG(たくや先生)
僕は、暗記が勉強の基本だと思っているので、指導のはじめに15分~20分かけてテストしています。僕の大学受験のときもそうだったんですが、例えば英語なら単語さえ覚えていればある程度の英文が読めるんじゃないでしょうか。テストの後は英語と数学の指導をします。ひとつの教科が終わると30分くらい休憩を入れているので、1時間半の指導予定でしたら2時間くらいかかっています。

(じゅり先生)
宿題のチェックと暗記のチェックをトータル30分でやっています。その後15分くらいかけて英語か数学のどっちを先にやりたいか生徒に選んでもらい、勉強をして、そのあと、次の科目にうつります。最後に、次回の指導までにしてほしいことを言って終わっています。

(まい先生)
一番最初に暗記のチェックをします。そのあとに、苦手科目のプリントをつくってきているのでミニテストを最初にやって、テストが終わってから前回出した宿題の丸付けをしながら英語と数学を指導しています。 2時間の指導であれば1時間経ったら5分か10分休憩して、そのあとまた続きをやり、最後の20分くらいは宿題を決める時間として長めに設定しています。

生徒さんとの関係作りやコミュニケーションの取り方は?

takahashi_zadankai_j1.JPG(じゅり先生)
担当している生徒が2人いるので、それぞれに合った対応をしています。
まず一人目の生徒は、共通の趣味で仲の良い関係ができていると思います。私が好きなアニメやパソコンの話しをしたり、その子から漫画の話を教えてもらったり、本を貸してもらったりしています。
もう一人の生徒とは部活の話しをしています。私と同じバレーボール部に入っているので話が合いますね。あとはアイドルの話しで盛り上げています。お互いにディズニーランドが好きなのでお土産を交換したり、バレンタインもお互い作る約束をしたり、誕生日プレゼントの交換をしたり...。女の子の生徒だからできるのかもしれませんね。

(まい先生)
家庭教師で一番楽しいのはコニュニケーションを取ることだと思っています! まず私は、部屋をすごく見ちゃうんですよね。部屋の中に"先週なかったのに今週はある"というものを見つけ「これどうしたの?」と話しかけています。男の子とはなかなか合う話が無くて難しいと感じることもあるので、そういう子には話してもらうようにして、私は相槌を打つようにしています。

(たくや先生)
担当している生徒たちは、僕が小中高と学校に通っていた横浜市金沢区の生徒が多いため、そのことを話して、会話のきっかけを作ります。会話の中心になっていることは、スポーツや音楽を話題が多いですね。それから自分自身も「先生」という言葉を使わないようにしているのと、保護者の方にも「先生」と言わないようにお願いしています。できるだけお兄ちゃん・お姉ちゃん感覚で接してもらえるように壁をなくすことを心がけて、相手に合わせるようにしています。

「勉強だけの付き合い方」に関してどう思いますか

takahashi_zadankai_m1.JPG(まい先生)
私は「勉強だけの付き合い方」にはしないようにしています。勉強の嫌いな子は家庭教師の日が嫌いになってしまうんじゃないかと思うので、家庭教師の日を「楽しい日」と思ってもらえるように工夫しています。

(たくや先生)
勉強だけの付き合い方には反対ですね。勉強に対する抵抗感というものをなるべく和らげるためにも、僕たちがクッションとならなければと思っています。勉強だけ教えてうまくいけばいいんですが、そういう子はいないと思います。

(じゅり先生)
私も「勉強だけの付き合い方」というのには賛成できません。私は、「勉強する時間」と「仲良く話す時間」のメリハリをつけることが大事だと思います。

保護者様とのコミュニケーションはどのようにとっていますか

takahashi_zadankai_t2.JPG(たくや先生)
指導が終わったら、保護者と毎回話すようにしています。それ以外にも電話で様子を聞いています。電話の頻度は月に一回、テスト前はなるべく小まめに電話をかけて、「どのように勉強しているか」など、お母さんしか見ていないその子の側面を聞いています。

(じゅり先生)
お母さんにも「何かあったら伝えてくださいね」と言ってあるので、メールでよく連絡を貰っています。テストが終わった後は私の家庭教師の日よりも先に「○点でした」と結果を言ってくれて、「次は理系科目に力を入れましょう」などの相談をしています。

(まい先生)
お母さんから「子供が勉強をやってない」と電話がきたりするので、そのときはゆっくり時間をかけて話を聞いて、それからの指導に活かしています。お母さんがときどきいらっしゃらないときは手紙を書いて、後から電話でフォローをしています。

保護者様の協力体制を教えてください

(まい先生)
働いている保護者の方でも、宿題のチェックだけはしてもらうようにしています。担当している生徒が受験生だからなんですが「今から生徒さんにとって厳しい時期なので、精神的に圧迫しないようにフォローしてあげてください」と話しています。「先生に任せる」と言ってくれる方が多いので、結構責任を感じています。

(たくや先生)
お母さんだからこそできる教え方もあると思っています。例えば、日頃から英語に関してアンテナを張らせるようにする工夫など、僕ではできない勉強の仕方、させ方をやってもらうようにしてもらっています。

保護者様にアドバイスすることはありますか

takahashi_zadankai_j2.JPG(じゅり先生)
反抗期のときに、お母さんやお父さんに「勉強しなさい」って言われると、勉強したくなくなるんですよ。反抗期の生徒さんを持つ保護者の方には「うまく見守るようにしてください」と話しています。

(たくや先生)
勉強しないからって「ダメだし」する方には、「少しでも勉強する姿勢があったときは、すぐに褒めてください」と言っています。僕は、その生徒が周りと比べてできる、できないはどうでもいいと思っていて、過去と比べてできるようになっていれば、全て褒めるようにしています。お母さんにもそれは伝えています。

(まい先生)
お母さんたちも子供がしっかりやっていれば、何も言わなくても褒めて下さるので、私は子供にやる気を出させる係になって自然とお母さんが褒めてくれるような係に徹しています。 保護者の方からは「厳しくしてください」と言われるんですけど、私自身がそんなに厳しくできるタイプではないので、褒めて、褒めて、やらせています。

生徒さんに喝を入れる方法は?

takahashi_zadankai_t3.JPG(たくや先生)
基本的に楽しく色んな話をしながらやっているので、その僕がいきなり笑わなくなってまじめな顔して「いい加減にやれよ」って言うと、次の週はきちんとやってきてくれますね。
あとは、行きたい高校をしっかり選ばせ、どうしてその高校へ行きたいのかしっかりとした理由を考えるようにしています。勉強をしない受験生には、「高校はいけるけど、きみの志望校はいけないよ」とひとこと言うと、「よし!勉強しよう!」という気にはなるみたいです。

(じゅり先生)
ゴーイングのテキストの「ここだけ読んで授業に臨もう」というページを「1日に2ページずつ、全部ノートに丸映しして来て下さい。やってなかったら、次回も同じ量を出すから倍になるよ」って言いました。そうしたら、二日後に行ったときにやってなくて、予告通りペナルティを出したら辛かったようで毎日やるようになりました。それはひとつの成功例だと思っています。

(たくや先生)
ペナルティは、信頼関係があったからこそ成功したんだと思います。信頼関係が無い人がやってしまうとアウトだろうなと。 完全にペナルティはやらされている勉強です。本人のモチベーションが低いとダメだと感じました。

ご褒美、目標設定で工夫していることはありますか

(たくや先生)
関係を良くして、勉強する理由のひとつとして「僕のために成績をあげてやろう」と思ってもらえるように努力しています。

(まい先生)
実際に成績が上がると、生徒が私に「お母さんにこれ頼んでね、先生」と言ってくるので、私がお母さんに「成績がアップしたんで買ってあげてくださいねー」と言うことがありあます。私から保護者の方にお願いしていると、生徒は喜んでくれますね。

モチベーションを引き出させるには?

takahashi_zadankai_m3.JPG(まい先生)
やはり具体的に高校に足を運ぶことがすごく大事だと思います。高校見学に行くあたりからメキメキとやる気を出して、私にも「もう先生、私○○高校にすごく行きたいんです。落ちたら私、絶対ヤダ」って話すことが増えました。それに加えて学校でも受験モードに入ったためか、人が変わったみたいにやる気を出したので、本当に行きたいなと思うとこんなに変わるんだなと驚いています。

(たくや先生)
受験生はオープンキャンパスに行ったり、志望校の部活動に参加したりしています。参加した部活にたまたま僕の後輩がいたので紹介したら仲良くなって「その高校にいきたい!」となり、そのことがモチベーションにつながりました。 実際に志望校へ行くことで高校生活の想像ができるようになり、大きなモチベーションにつながったようです。

大切にしている指導の方法はありますか

(たくや先生)
経験的にも「復習」「反復」が大事だと思います。僕も受験のときに5回も6回もやったものは、今でも忘れていませんよ。

(じゅり先生)
予習よりは復習をメインにして勉強しています。「予習して」との連絡はしていません。

(まい先生)
受験生の生徒になると、受験前は過去問を解いて勉強をしています。テスト前はテストの方をやっています。「予習復習ノート」を学校に持って行って、「同じテスト問題が出ました」という子もいるのでよく活用しています。

工夫している指導方法を教えてください

(じゅり先生)
何か明確なゴールを身近にいくつか設けてあげたいと思ったので、英検や漢検を受けるように勧めています。「ここまでできていたら、英検の範囲内だから絶対に受かる」とか、「漢検も中3までが範囲だけど中2でも挑戦できる。私も中2で取れたから頑張ればできる」と言うと積極的に考えてくれるようになりました。また、英検などを持っていると受験でも勉強意欲のある子だと思ってくれるので、プラス評価になることをアドバイスしました。結果的に試験を受けてくれたので、身近なゴールを私から提案するのもいいのかなと思いました。

(たくや先生)
生徒に「学校で勉強したことをまとめて教えて」と言って、要約して説明してもらっています。そうするとその子が本当に理解しているのか、理解していないのかが判ります。生徒の頭の中で整理ができるので、おすすめです。特に、歴史は流れが大事なので点で憶えずに、「何年に何がありました」という憶え方だと嫌になると思うので全体的な流れで憶えさせるためにも要約して説明させるのはいいかなと思います。


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